コンサルティングとは、クライアントの課題や問題点を洗い出して解決につながる道筋を提示し、支援することを言います。これをITの面から行うのが、ITコンサルタントです。そうしたITコンサルタントの一つとして、外資系ITコンサルタントを耳にすることもあるでしょう。外資系ITコンサルタントは、仕事の提案や商談を外国人に向けて行うのが特徴で、高い能力が必要とされるため憧れる人も多いかもしれません。その理由として、実力主義な点が挙げられるでしょう。日本はまだまだ年功序列が多く、当人の能力と収入が比例していないケースも多いのが実情です。長く在籍しているからという理由で、収入が上がることも珍しくありません。一方、アメリカは「スキルに就職する」と言われており、能力が高い人がその分収入を上げていくのが特徴です。そのため、転職を繰り返すことで自分の能力を磨いていきます。外資系のIT企業には、一般的にその流れが取り入れられている傾向が強いです。実力があれば、活躍の場も収入も大幅アップが見込めます。また、グローバルな広い視野が持てることも、魅力に感じる人も少なくありません。外資系のIT企業によっては世界中から人材を募集しており、企業の所在が日本国内にあってもグローバルな環境の中で働けるチャンスがあるのです。日本にいると関われない技術や、最新の情報に触れられることもあるでしょう。このように海外の特有の自由な風潮の中で働くことができ、広い視野を持てるのが外資系ITコンサルタントの仕事なのです。